サロン開業計画 Business plan
「いつかは自分のお店を持ちたい」「開業したい」
その夢をかなえるために、現実的に資金と開業形態について考えていきましょう
2.開業形態を考える
独立開業のためには、どのくらいのお金が必要かご存知ですか?
店舗を借りる場合、マンションを借りてサロンを開いた場合、自宅サロンを開いた場合と開業形態ごとに注意点や費用について考えていきましょう。

サロンの開業形態を考える上で、出張サロン・自宅サロン・マンションサロン・独立店舗サロンが一般的でした。
最近では、シェアサロン、レンタルサロンと時間貸し 、週貸し、月貸しなどライフスタイルに合わせてサロン形態を選ぶ事が出来る様になってきました。
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみたので一般論として参考にしてみて下さい。

メリット
●店舗を持たない為開業資金、毎月のランニングコストが抑えられる。
●家から離れ店舗に通えない人、時間がない人、小さいお子様がいる人には喜ばれる
出張サロン
開業資金20万円以下
機材と道具、名刺があれば始められ、手軽ですが移動の労力とお客様獲得の難易度は高いようです。
より多くの予約を取る為、深夜早朝の予約も受けている人も多いようです。

デメリット
●移動の際、施術道具の持ち運びが大変。移動時間もかかるため、1日に施術できる人数が限られてくる。
●都度、施術環境が変わるため、落ち着いて施術を行えない場合がある。
●お客様の自宅などに出向くため、接客において弱い立場になってしまう。

メリット
●初期投資やランニングコストの家賃負担がなく、内装の思いのままに工事可能。
●サロンと自宅が一体なので通勤時間0分。空いた時間は、家事などが出来時間の有効活用が可能。
自宅サロン
開業資金30~100万円
小さいお子様がいるママにとっては他のお客様に気を遣わづ通える貴重な場所です。
仕事場が自宅なのでプライベートと仕事の境がつきづらくなるので注意が必要です。

デメリット
●自宅住所を公開するため、プライバシー管理 が難しい。家族の協力が不可欠。
●玄関やサロン内部に生活感がでてしまう。
●住宅街は中心地から離れている事が多く、立地条件によっては、お客様獲得が難しい。

メリット
●商業ビルの一角やテナントを借りるより保証金や家賃が安く、開業時や運営上の負担が軽減される。
●マンションという事を利用して、アットホームでくつろげる雰囲気やお忍びサロン的にプレミアム感を演出できる。
マンションサロン
開業資金20~50万円
マンションで開業する場合、物件を商用利用できるか確認する事が必要です。
分譲マンションであっても、管理組合の規定によっては許可されない事があります。

デメリット
●看板を出せないなどの制限があり、店舗が目立たず、集客・お客様案内が難しい。
●不特定多数の人の出入りや、音・声などで居住者の方からクレームが来る恐れがある。
●建物の雰囲気によってはサロンのイメージが違うなど新規のお客様は建物に入る事に抵抗がある。
●住居用の為、お風呂やキッチンなど、店舗にとっては無駄なスペースが生じる。

メリット
●専門店としての位置付けができお客様へ安心と信頼感を与える事ができる。
●サロンに目が留まりやすく、飛び込みのお客様を得られる。
●内装を自分の好きなように演出できる。
独立店舗サロン
開業資金250~500万円
30万円の店舗を借りた場合、保証金・仲介手数料・初月の家賃支払いで、ざっと計しても240万円は最初に必要となります。改装や設備費用を考えると、売上が上がるのは何カ月か先になるでしょう。

デメリット
●必要資金が最も多く、一定の売上が長期的に見込める様にならなければ負債を抱えてしまう可能性がある。
●保証金、内装費、諸経費や毎月のテナント料がかかるので、資金の準備を事前に確保しなければならない。
●融資を受けたり、貯蓄を切り崩すなどリスクが大きくなる可能性がある。

メリット
●施設と共同の集客活動ができ、施設側の営業サポートを利用することができる。
●リスクを抑え、少額のイニシャルコストで運営が可能。ネイル横丁では毎月の賃料の中に光熱費も含まれている為余計な出費の必要なし。
●サロン専門での貸出なので、お客様、入居者も安心して利用できる。
レンタルサロン
開業資金15~20万円
レンタルサロンを使いながら顧客と開業資金を着実に増やしていく事が可能です。ネイル横丁なら友人と共同でサロンの開業が可能!お互いの得意分野を活かして幅広く集客でき貸し業リスクを2人で分担できます。

デメリット
●施設の諸条件に従う事が必要。
契約期間が決められていたり、運営や解約の条件が厳しい事があったりするので事前に契約内容の確認が必要。
マンションサロン・店舗サロンでサロンを開業する場合
1、不動産会社を選択
WEBで検索してお部屋を選び不動産会社へ連絡。
出店したいエリアの不動産会社へ依頼
2、マンション、店舗がサロン出店OKか確認
マンションの場合、営業NGもあるため、不動産会社からオーナーへ確認
3、マンション・店舗申込
4、契約金支払
契約金が発生します。
不動産仲介手数料(通常1ヵ月)、保証金(敷金)、礼金保証料(保証会社)等。
5、契約
レンタルサロンでサロンを開業する場合
1、WEBで検索
WEBで検索してレンタルサロンへお問合せ
2、現場を内見
アクセス、設備、条件などを確認
3、申込
4、契約金支払
入会金・事務手数料がかかる場合あり
5、契約

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